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どうでもいい 無差別なエンターテインメント

イラン人留学生から学ぶ 〜YANESEN英語部〜

 

以前紹介したカフェ英会話

に続き、今回はまた興味深い英会話イベントに参加してきた。

 

 

千代田線千駄木駅より徒歩2分、私の自宅から徒歩1分という激近な場所に「さんさき坂」というカフェがあるのだが、その一角が会場となっている。

 

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「カフェで英会話って、、カフェ英会話やん??」と思うかもしれないが、

こいつは一味違う。

私はこの英会話を「YANESEN英語部」と名付けた(勝手に)

 

 

 

 

なんと、現役東大生のイラン人留学生が英語を教えてくれるのだ!!

ちなみに、この留学生の「サラさん」日本語はほとんど話せないので、

レッスンは9割が英語になる。

なので、単語の意味がわからない場合はとりあえず諦めるしかない。

 

 

 

しかし、なぜそれでレッスンが成り立っているかというと、

このサラさんの教師としてのスキルに尽きる。

さすが、「イランから東大に留学してくるだけの事はある」と関心するばかりであった。

 

 

 

「サラさん」が事あるごとに繰り返したのは以下の4つ。

1.まずはリラックスすること。緊張していては余計に話せなくなるから。

2.最初はintonation(抑揚)は気にせず、代わりにPronunciation(発音)に気をつける。→発音が間違っていると、単語の意味自体が伝わらない場合があるので、最悪発音さえ合っていれば文章の意味は伝わるから。

3.文法は気にせず、まずは話してみること。

4.自分に自信を持って話すこと。

 

 

 

そして、何度も「間違えた分だけ話せるようになるから、どんどん話してどんどん間違いなさい」と言ってくれるので、徐々に緊張もほぐれ、

最後には単語に意味は多少わからないものの、コミュニケーションを楽しめるようになっていた。

 

 

 

おそらく、英語に限らず他の言語においてもだが、

「言葉が話せない」という理由でコミュニケーションを取れなかった人たちと意思疎通ができるようになっていく事に対する喜びこそが、言語学習の醍醐味なのだと感じた。

これは、英語の話せる日本人と英語で話すのとはまた違った感覚で、

この「YANESEN英語部」だからこそ味わえるものだ。

 

 

確かに、翻訳アプリを使えば言葉は伝わるのかもしれない。

しかし、気持ちまでは伝える事はできない。

そんな気がした。

 

 

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左から、谷中ギャラリーの主(87)、サラさん(??)、たにやん(25)

 

ちなみに、谷中ギャラリーの主(87)の方が僕より英語話せます。。。

人生勉強ですね(笑)

 

See you next time!!

明日も朝イチでカフェ英会話がんばるで!!